Kyushu Cup 2015

お初にお目にかかります、法学部1年生の山本 夢と申します。夢と書いてみらいと読みます。今回は8/28~8/30の期間に我らが九州大学の伊都キャンパスで行われた英語ディベート大会、Kyushu-Cupについてレポートさせていただこうと思います。

 

まず大会の概要について。前回の若葉杯は一日だったのに今回は三日間も何をするんだろう…という感じですが、一日目の8/28は一年生のNA形式のディベ



ート大会であるSub Tournamentが行われました。二日目の8/29は一年生から社会人まで参加するBP形式のMain Tournamentと決勝戦進出者を発表すると同時に、ほかの団体のディベータ―と親交を深めるブレイクナイトが催されました。そして三日目の8/30は、一日目のSub Tournamentと二日目のMain Tournamentを勝ち抜いたペアによるRookie Grand Final, Grand Finalが行われました。

 

今回、QUとしてはSub Tournamentには3チーム、Main Tournamentには6チームで大会に乗り込んでいったわけですが、これまでの練習や前回の若葉杯との大きな違いは戦う相手だったと思います。このKyushu-Cupは国際大会でかつ年齢制限もないので、前述のとおりフレッシュマンから社会人まで、さらに国籍も様々な人たちが一挙に集まって同じ場で、同じモーションでディベートをします。今までは相手も同じレベルだったので、大体は相手の主張も予想ができたり、それに対して対策ができたりしたのですが、今回は上級生が相手なのは普通で、下手すると何を言っているのか聞き取れない場面があって、ペアの上級生がいなければまともなディベートはできなかったんじゃないかと思うくらい自分の未熟さを感じました。また同時に、Sub Tournamentでジャッジをしてくださったような方とその翌日1ラウンド目からあたったり、後日のサマーセミナーでレクチャーをしてくださったディベート界のオーソリティの方とあたったりと、貴重なスピーチを生で聴けてかつ一緒にディベートができたという意味では、本当にめったにできない体験だったと思います。大会の結果として、こんな強敵ばかりの中で、一年生からはQUD(近藤・倉持ペア)・QUA(角田・内野ペア)の2チームがRookie Grand Final へブレイクを果たし、QUAが見事優勝を勝ち取りました。また、ベストスピーカーに九大の先輩が選ばれるなど、九大にとってとても大きな快挙だったと思います。これを糸口にして、これからの紅葉杯や梅子杯、Noviceなどでこれからも一層活躍できるよう、いろんな大学の人とも練習を重ねながらスキルを磨いていこうと思います。