5月です、今年もQUDSに期待の新入生が多く入ってきています!

上級生はeducationに勤しんでいるところです(`・ω・´)

 

今回はJPDU Spring Tournamentを終えた感想を2年生の上野さんに書いてもらいました。

 

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こんにちは。九大ディベートセクション2年の上野です。4月21日、22日に行われたJPDU Spring Tournament(春T)という大会に参加しました。初めてのAsian大会で、初めてのチームで出場しました。この大会を通して感じたことを書こうと思います。ブログを書くのは初めてなので少し緊張していますが、気軽に読んでいただけたら嬉しいです。

 

私は同じく2年生のDaddyこと木浦君とDこと古賀君(あだ名で呼んだことはないのですが)の二人とチームを組んで参加しました。スピーチは、木浦古賀上野の順でした。

 

 

まず、大会前日までを振り返ろうと思います。チームが決まったのは2月下旬頃で、木浦君と古賀君が二人で出場することを決めていて、私がそこに加わるという形でした。きっかけは、QUDSのある練習日に突然

 

木浦「今日練習最後まで居れる?」

私「うん」

木浦「春TCandidateにしようと思って」

私「・・・???」

 

という感じです(笑)。二人の間で話はしていたらしいのですが、私は完全に初耳だったので驚きました。その時の心の中は、「何故そこで私!?他にも適任がたくさんいるでしょ??もっと強い人誘えばいいのに?」でした。その二人はブレイクを狙ってガンガン戦うつもりのペアだと思ったので、敢えて私を誘う理由が全く分からなかったからです。以後省略すると、そんなこんなで、チームが決定しました。(今となっては組んでよかったと思ってます)

 

 

それからはQUDS練習日にラウンド練と、それ以外の日にプレパ練をしました。私はここでプレパ練の楽しさを知りました!(実は、約1年ディベートをやってきたものの、ちゃんとしたプレパ練はほとんど初めてだったので。)LINE電話やappear in というアプリを使って、30分のプレパ(Veto含む)PMスピーチ反論なしのDPMスピーチフィードバックの流れでしていました。通信接続が悪くてプレパ途中で誰かが画面から消えたり、男の人が英語をすごいスピードで喋るのがきこえた、と母に言われたりしたことや、朝から電話で社会問題について真剣に議論している状況自体が面白かったです。それは置いておくとして真面目に書くと、プレパ後に二人のスピーチを集中して聴いて分析できるという点がよかったです。ラウンド練だと、自分もWhipスピーチのために準備をしないといけないのでチームメイトのスピーチを落ち着いて聴く余裕がありません。でもプレパ練なら自分のスピーチが回ってくるプレッシャーがないため、聴くことだけに集中して客観的に(ジャッジのつもりで)ストラクチャーや説明の明瞭さ等についてフィードバックできたと思います。(個人的にはそう感じています。)二人の特徴を知ることはWhipの話を組み立てる上でも大事だと思うので、この点がこの練習方法ならではの良さだったと思います。

 

 

本番前の話が長くなったので、そろそろ当日の話を書こうと思います。会場についてからR1の相手が発表されるまでは緊張していませんでしたが、予想通り、Matchupが出てからMotion発表を待つまでの間、一気に緊張の波が!でも、これはいつものことなので、気にしない(笑)。予選ラウンドの話に入ります。

 

R1: TH, as feminists, opposes classic Disney Films (e.g. Snow white, Cinderella etc.).

 

Govです。classic Disney Filmsは外見が美しくてきらきらしている女性だけにfocusしてて、それが小さい子供にすり込まれるからよくない!Feministsのゴールは個性に注目して多様な女性を認めることなのに、これらの映画はそれに反するからopposeすべき!という主張をしました。結果はぎりぎり勝ちました。なんとか勝ててよかったです。実は三人ともディズニー映画をよく知らないのにこのMotionをやったんです。Vetoを話し合うとき、どういう映画か分からないからやりにくいという木浦君に対して私は、画一の『良い女性』を結構つくり出してるんじゃない?とだけ言って、じゃあGovできるね、という結論になりました。正直自分もディズニー映画見たことないし、キャラクターの名前も言えないほどなのにイメージだけでそう言ったことを少し後悔したので、勝てて安心しました。また、Whipスピーチも想定に反してちゃんとできたので嬉しかったです。なぜ想定に反してなのかというと、毎大会1ラウンド目は緊張から焦って言いたいことを全然スピーチにできず、自分の中のワーストスピーチを更新していたからです。今回もきっとそうなるだろうと思って全く期待していなかったのですが、とりあえず最低限のことは話せたので、その点で満足できました。これも頼れる二人のおかげでしょうか。

 

R2: THW abolish juvenile law.

 

Oppで、相手はUTです。負けました。とてもきついラウンドでした。PMスピーチ速い!!すごく不利なFramingされてる!自分たちの話全然立ってない!!という気持ちでした。自分のスピーチが刻々と近づいてくるのに自分たちが勝てているClashが思いつかず、本当に焦りました。終始相手に圧倒され、三人ともラウンド後はかなり疲れていました。

 

R3: THBT museums should return arts to the countries of their origin.

 

Govでした。R2の疲労から頭が回っていなかったこともあり、良いArgumentを思いつけず、負けました。4ラウンド中1番悪いスピーチをしてしまい、すごく反省しているラウンドです。Oppから「紛争とかで混乱してる国に返してもart保存できないからそもそも人々に見てもらえない!」と指摘され続けて、確かにそうだなー、自分たち明らかに負けてる!と思っていました。Modelでそういうケースを除外していれば防げた攻撃でした。Modelってやっぱり大切ですね!あと、Art motionで使えそうな色々なタイプの実例を覚えておこうと思います。

 

R4: TH supports the growth of megacities as a development strategy.

 

Oppでした。これで勝てたらなんとかルーキーブレイクできるかも!?と思ったので、必死でした。しかし・・・プレパの間、私一人、自分たちのスタンスとパラダイムが理解できずにずっと混乱してました!! 木浦君に3回くらい同じことを聞いたような気がします。話が進まず時間だけが過ぎていくので、とりあえず分かった気になってプレパをすすめました。が、残り5分Venueへの移動中、やっぱり分からん!!と思ってこっそり古賀君にまた説明してもらい、やっと理解しました(笑)。(大事なラウンドなのに足引っ張ってほんとにごめんなさい!)試合は、ハイパーパラレルディベートでした。様々なissueが混在していたので、Whipで言うことがたくさんだったのですが、割と整理できたと思います。ただ相手のmatterで反論しておきたかったところを1つ言い忘れていたので、それがとても心残りです。勝てたのかな・・・と翌朝まで待ち、結果は負けでした。ジャッジの方によるともう少しで勝てていたようなので、悔しいです。

 

 

予選ラウンドはこんな感じで2日目のブレイクアナウンスメントを迎えたわけですが、R4が負けで残念ながらブレイクはできませんでした。このチームで本戦ラウンドでディベートをしたいと思っていたのでがっかりしましたが、同時に、次また頑張りたいという気持ちになりました。

 

最初は上手くいくものかと不安だったのですが、プレパ練やラウンド練を通して少しずつ成長し、良いチームになったと思います。緊張している私を和ませてくれたり、鋭い観点からの意見を出してくれたりした二人に本当に感謝しています!頼れる二人と大会に出られて良かったです!

 

 

慣れないブログでしたが、最後まで読んでくださってありがとうございます。

 

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この春Tには、まっちさん(こと4年生の近藤さん)・モモさん(3年生)・ヤンさん(3年生)の上級生チームも参加しており

まっちさんが10th Best Speaker

モモさんが4th Rookie Best Speakerを受賞しています!

(表彰時には皆会場にいなかったらしく、写真はありません…)

お二人ともおめでとうございます!

 

皆さん大会お疲れ様でした(*'▽')

 

↑好きなディベータ―の方がジャッジだったのに、上手くスピーチができず落ち込むDこと古賀君。(木浦君談)

↑横浜中華街でご飯