期末試験お疲れ様です。今回は先日行われた部内戦、井上杯についてです!

井上杯に関するブログは2回を予定しており、まずは1年生にして井上杯を制した川野さん、次にACをされた高木先輩からの寄稿となります。

それでは川野さんからの文章です!

 

 

こんにちは、一年の川野です。期末試験まっただ中ですが(書いている当初)、現実逃避でこのブログを書いています。今回は先日QUで行われた部内戦のはずだった井上杯について書かせていただきます。(あんなすごい人達が来るなんて聞いてない)

初めに言っておきますが、この文章ではHung様すごい、感謝としか言ってないです。

 

1 Hung様と組んだ経緯とか

 私は、今回Hung様と組ませていただきました。もうすぐHung様が卒業されるということで、一度でいいから組んでみたいと思い、ダメ元でお願いしてみました。了承してもらえてすごくうれしかったです。冗談ではなく本気で夢かと思いました。実力不足やら足手まといでしかないとか考えなかったわけではないですけど…。

先輩もそれは承知の上で組んでくれたと思うことにして、とりあえず大会までにできることをすればいいと開き直ることにしました。

 

2 大会前

 ディベート初めて9カ月。いまさらですが、大会前、一番焦ったのは英語が聞けないということ。Hung様と組んでいてもほんとに内容が聞き取れなくて、whipのときは何もできず・・。通学中のバスや寝る前には、Hung 様や他の先輩方の今までの大会のスピーチを聞いていました。大会当日は、まだ完全には聞き取れないけど、一カ月前よりは聞けるようになりました。当たり前ですが、ラウンドがどうなっているか聞き取れるとWhipでできることが全然違ってきて、PMやLOより今は好きになりました。

プレパもいつもHung様からマターもらっていました。頼りっきりです。井上杯の練習以外でも、有難くも先輩と組む機会が多くていつも先輩から何を言うべきか教えてもらっていたのですが、自分ではほんとに自分でマターの優劣、証明責任の程度が分からないので、これからの課題です。

 

3 大会当日

それぞれのモーションについての分析はもっと適任の方々がいらっしゃるので、お任せしたいと思います。

R1/OG/2位

いきなりOG。自分の中でまとめきれずスピーチの中身が薄い。

案の状スピーカースコアも低かった。

R2/OO/1位

Hung様に教えてもらったマターを言い忘れてLOスピーチを終えてしまいました。それがCOのエクステンションに。一位は取れたけどもったいなかったなあ。もらったマターでもしっかり自分で理解してから話したい。

R3/CG/1位

OGが民主主義を推し進めて他の考え方を抑圧するからダメみたいなことを言っていたので、CGのエクステンションとしては、アメリカ、中国、ロシアの対立があるからそもそも変化が望めないっていう話をした。難しい話でも説明が分かりやすく、改めてHung様すごいと思ったラウンドだった。

この大会の翌々日の授業で、ネオコンの話が出てきて授業しっかり聞こうと思いました(笑)。

 

3ラウンド終えた結果、計8ポイントでブレイク!嬉しいけど緊張してきました・・

Semi /OG without EU

モーション分からないのにOG。EUの問題点挙げただけで7分のスピーチ終わってしまった。自分で何言えば分からないままするスピーチってジャッジにもほとんど伝わらないはず。それでもうなずいてくれたジャッジの方々、ありがとうございました。少し緊張ほどけました!

 

ORに戻って、結果発表。なんとGF進出!もちろん私にとって初。すごくうれしいけど、この時が緊張ピーク!おなか痛い。

GF/CO  basic income

私の場違い感異常。緊張しかない。OGが終わった時点で今すぐラウンドから逃げ出したいと思いました(笑)。必死でスピーチ聞くけどまとめ方が分からないまま自分のスピーチの番。

初めてのGFスピーチは時間計り忘れるぐらい緊張していました。たぶん何も言ってないし、見ていた人全員私ががちがちに緊張しているのに気付いていたはず(笑)。

初めてのGFは嬉しいというよりは実力不足を痛感したラウンドでした。

 

最後に

Hung様のおかげで、今回優勝することができました。すごくうれしい!もちろん初。それどころか初めてのGFでSemiでした。初めて尽くしの井上杯。

優勝したこと自体はもちろんうれしいですが、これからメンタルブレイクしてディベートを辞めたいと思う日が来るかもしれないので将来の自分のためにこの場に書いておきます。

連れて行ってもらっただけの優勝は悔しいから、最初で最後のGF、そして優勝にはしたくない。

 

緊張したとか、足手まといを痛感したとかマイナスなことをいろいろ書きましたが、Hung様と組めたことはとても嬉しかったのもとても勉強になったのも事実です。同じ大学にこんなすごい先輩がいることのありがたさを改めて感じました。実際にマターを教えてもらえるとかスピーチの仕方を学べるとか実践的なことはもちろんですが、こんなディベートしてみたいとかこういう風になりたいとか、憧れの存在が身近にいるというのはとても大きなことだと私は思います。

一緒に組んでくださったHung様本当にありがとうございました!

また、忙しい中、運営やジャッジに携わってくださった先輩方、ありがとうございました。QUにいながら、あんなに交流できると思わなかったので、楽しかったです。

 

 

 

川野さん、ありがとうございました!部内戦についてのdefinition challengeが起きそうな大会の中での優勝、おめでとうございます!

 

The 9th Inoue Cup

第9回井上杯

Champion

くろすふぃんがー(Khac Hung, Haruka Kawano)(2nd Breaking Team)

 

Grand Finalists 

タイテックが無ければ井上杯に出ればいいじゃない(Naoya Kondo, Soma Furutachi)(5th Breaking Team)

 

Grand Final Best Speaker

Khac Hung

 

7th Breaking Team, Semi Finalists, The Best Rookie Team

Team Enomon and Tomotaka (Kosei Enomoto, Tomotaka Tanaka)

 

Best Speakers

10th Tomotaka Tanaka 

3rd Naoya Kondo 

1st Khac Hung

 

Rookie Best Speakers

5th Kosei Enomoto 

2nd Haruka Kawano

 

AC

Kazuya Kiura

Miyu Himeno

Naoki Takaki

 

TD

Miyu Shibuya